ピアニスト ブルマー美由紀

Foto@David Yamazaki
Foto@David Yamazaki

尼崎市出身。

兵庫県立西宮高等学校音楽科を経て、京都市立芸術大学音楽学部ピアノ専修卒業。大学卒業と同時に渡独し、ミュンヘン国立音楽大学大学院マイスタークラスに留学。その後オーストリアにてザルツブルグ・モーツァルテウム国立音楽大学ピアノ専攻入学。2005 年、同大学大学院修士課程を満場一致の最優秀賞を得て修了。

 これまでにピアノを林敦子、椋木裕子、ミヒャエル・シェーファーアルフォンス・コンタルスキー、ブライアン・ランポート、ブリギッテ・エンゲルハルトの各氏に師事。ライナー・シュミット、トーマス・リーブルの各氏のもとで室内楽の研鑽を積む。

 

第 13 回日本ピアノ教育連盟主催ピアノ・オーディション奨励賞受賞、本選会出場。第 11 回和歌山音楽コンクールピアノ部門大学生以上の部第2位入賞。第 10 回 A.M.A.カラブリア国際ピアノ・コンクール(イタリア)、ファイナリスト。

在学中より学内オーディション推薦者による学外コンサートを始め、多数の演奏会に出演し、室内楽にも意欲的に取り組む。これまでに日本をはじめ、ドイツ、オーストリア、スペイン、フランス、ベルギー各国にて演奏活動を行なう。

 

2009年ドレスデンにて行なわれたPLANET OF SMILSにて国際的スター・ピエロのアントシュカやパッチ・アダムスらと共演。また、兵庫県立美術館と東京富士美術館でピアノ・リサイタルを開催。

2010年デュッセルドルフのハインリッヒ・ハイネ・インスティテュートにてクララ・シューマンについての講演にて賛助演奏。ショパン生誕200周年を記念しピアノ・リサイタル「私のショパン」にてショパンのバラード全曲を演奏。

2016年4月ソプラノ歌手モニカ・リッツ氏とフルート奏者クラウス ペーター・リーマー氏と共にトリオ・ポルヤーデとしてKreis Unnaの市が主催するコンサートでオール・モーツァルト・プログラムを演奏、好評を博す。5月には同トリオでライプツィッヒのメンデルスゾーン・ハウスにてコンサートを行う。またデュッセルドルフ市主催のKulturherbst 2016及び2017の一環としてピアノ・ソロ・コンサートを行った。

その他、赤ちゃんとお母さんのためのコンサート「BAM!ベビー・コンサート」や痴呆症患者とその家族のためのコンサートなどを始め、老人ホーム、病院、幼稚園でも定期的に活動を行う。本、ヨーロッパ各地でソロ、室内楽、伴奏等、さまざまな演奏活動を活発におこなっているほか、特にフルート奏者、クラウス・ペーター・リーマー氏とのデュオは、パリやベルリンをはじめ、ヨーロッパ各地で好評を博し、2010年にCD "Klangfarbliche Spiegelung"(LC 02319) を録音。カイザースベルト音楽教室(Musikschule Kaiserswerth)、フォルクス・ホッホシューレ(Volkshochschule Düsseldorf)ピアノ講師。ドイツ在住。